念願のパリ&ウィーン旅行記⑧

2023年5月26日

⑦ 「4日目ついに・・・」

朝起きるとしんどそうな「ツレ」

夜中も咳が出て、のどが痛いらしいが熱はない。

やっぱりか・・

私は今のところ何ともない。

今日は本当は「マレ地区」の方へ行く予定でした・・・

でも、行くとまた一日中回る予定だったので

今日は一日 休息日にしようと(泣く泣く)私は言いました。

 

私の心の中・・・「あ~ぁ、ヴォージュ広場やカルナヴァレ美術館、あのビストロで「アリゴ」も食べたかったし、あのブランジェリーのクロワッサンとマドレーヌ、あそこの雑貨屋さんもいきたかったし、あそこのパティスリーで何個か食べたかったし・・・」

 

でもちょっと悪いと思ったのか「凱旋門」へ行こうと言い出して・・・

確かに初日に行こうか迷ったのですが、まぁいっかと思ってスルーしていました。

内心あまり凱旋門は乗り気ではなかったのですが(そっち方面へ行ってもその後に行きたい場所があまりなく……上まで登りたいけど狭い螺旋階段には体力に自信がなく……)

でも、頑張って行こうと言ってくれてるのでバスで行こうという事になり、

「凱旋門」ってフランス語で何?「ナポレオンゲート?」「それ英語やろ?」「ナポレオンゲートとか言う人おらんやろ!?」と、バカな会話をしながら近くのバス停から乗り込むと 運転手さんが結構キツイ口調で私達に何か言ってます。

「???」怒ってるのではない表情だけど「???」

この3日間ほとんど「ボンジュール」「メルシー」「ウィー」と「肩すくめ笑顔」「首振り困り顔」「日本語でジェスチャー」だけでずっと通してきた私。

この時は何を言っているか全く分からなくて、ただどこに行くか言いたかったのだけど、例の「凱旋門」が出てこず「エトワール・・・エトワール・・・何だったかな・・・ナポレオンゲート!!」って言ってみました。

すると、一瞬考えた感じでうなずいた運転手さん、納得したのか・・・

とりあえず席に座りました。

すると何個目かのバス停で誰も降りるブザーを押してないのに扉が開き、運転手さんが何か叫んでいます。

一人のおじさんが何か運転手さんに聞き返しバスを降りました。

でも、まだ叫んでいます。

「え?もしかして私達?」・・・くらいしか乗っていない。

勢いでバスを降りるハメに・・・

確かに私のパリ情報の中に 「たまにバスを途中で降ろされる事があるあるみたい」という認識を持っていたので、コレか?!と思いながら、
次のバスを待っているけど、何だかおかしい、次のバスも来る気配なし。

大通りを挟んでメトロの駅があったので急遽そこから凱旋門へ。

冷静に考えて地図をみて行先確認して、注意深く何度も確認して、

一度の乗り換えに成功して凱旋門へ到着。

私、本当に電車とか地下鉄とか乗り継ぎできない女なんです!!

なのに、なのに、パリでは間違いなしに、帰りもホテルまで今度はRERで。

すごくない!!私スゴイ!!って一人で喜ぶのでアリマシタ・・・ 

 

この旅行で「ツレ」はずっと私の後ろを歩いている状態。

こういうピンチの時も黙っています。

私が立ち止まると、立ち止まるだけ。

お店での注文とかホテルでの全てのやり取りも全部私まかせ。

それを言うと、

本人はスリから私を警護していると言う。

私が今回の旅行で、何の危機感もなく街を歩いて写真を撮ったり、グーグルマップを確認したり出来たのは「ツレ」の身辺警護のお陰らしいです。

 

ホテルにもどり 持って行っていた風邪薬を飲み少し眠っていました。

この時はまだ元気だった私。

気持ちはうずうずしています。

ホテルの近くにあった雑貨屋さんと夕食のヨーグルトやパンを買いにスーパーへ。

パリで一人での「お遣い」も大丈夫でした💦

 

あ~あ、明日はパリ最終日。

どうなるのかなぁ・・・